ミッション(使命)とは
こんにちは、中小企業診断士の木戸です。
企業の存在意義、将来像、行動指針を表す『MVV:ミッション、ビジョン、バリュー』という言葉があり、
社内や顧客などとの間で共通認識を形成し、企業活動の方向性や目指すべき未来を明確にすることができます。
このMVVの1つであるミッションとは、企業の存在理由や存在意義を示すものであり、
企業がお客様や社会にどのような価値提供をするのか、そこで働く社員に使命感や働く意義を示すものです。
極論ですが、個人は社会から求められなくても生きていくことはできますが、
会社は誰かに求められなければ、存在し続けることができません。
当社は誰に求められる会社なのかについても明確になります。
一方で、働く個々人にフォーカスしたミッションも考えることができます。
これも極端な表現ですが、『使命=命の使い方』とも言えます。
どんな仕事をするのか、限られた時間を何に使うのか、
これらは全て「時間=命」をどのように使っているのかとも言い換えられます。
仕事だけではありませんが、一日の大半は仕事の時間です。
その仕事にどのように向き合うのか、仕事を通じて何を成し遂げたいのか、
何を手に入れたいのか、などを全て自分の命をどう使うのかの選択の結果です。
個人的には、「使命=命の使い方」と考えだしてから、今まで以上に時間を大切にするようになりました。
やりたい仕事でもいいですし、資格の取得でもいいと思います。
自分の時間をどう使うのか、改めて考えてみてはいかがでしょうか。
会社としても個々人の使命の延長戦に会社の使命の達成があれば、
ベクトルが揃っており、最高の状態とも言えますね。
中小企業診断士 木戸貴也