2024.05.27

  • 経営理念
  • 中期経営計画

企業を発展させるために

フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。

 

先日、弊社の競合にあたる会社(といっても当社よりはるかに規模は大きいのですが)が破綻したというニュースが流れてきました。

 

その会社は地元の金融機関や保険会社と連携し、事業を急激に拡大していましたので私も非常に驚きました。

 

破綻の要因は様々あるかと思いますし、内部事情は外からは分かりかねますので外部の人間がどうこう言うことは控えますが、ショックが半分、自社も引き締めなければという気持ちが半分です。

 

それにしても、事業を拡大していくのは本当に難しいとこのニュースからもつくづく感じました。

 

単に規模を拡大するだけでなく、「規模の拡大」「中身(人やサービス)の成長」「事業基盤の安定」と3つの要素をバランスよく追及していかなければ、長期間生き残ることはできないのですから、経営はまさに生き物です。

 

特に「人材」は最も重要な経営資源ですので、「人の成長なくして会社の成長なし」というのは私も身に染みています。

 

幹部の育成や人材育成を行う手段として研修や面談、人事考課の導入などテクニックとして取り組むべきことは無数にありますが、私は経営陣と膝を突き合わせ、経営方針や中期計画の策定に関与させることからはじめることが非常に効果的だと考えています。

 

会社の歴史、経営者の想い、今後向かうべき方向性などを真剣に語り合うことで愛社精神や貢献意欲が引き出されると思うのです。

 

中小零細企業は、2,3人の幹部が機能してくれれば簡単に飛躍することが可能ですので、その幹部を定照という意味でも経営方針書や中期計画を真剣に策定していただきたく思います。

 

私どももさらなる事業規模の拡大を目指すには「お客様に喜んでいただく」という商売の原理原則を忘れず、経営方針書を通じた人材育成に注力していきます。

 

突然の同業の経営破綻のニュースを機に、私もこれまで以上に一層気を引き締めて「規模の拡大」「中身の成長」「事業基盤の安定」のバランスが取れているか総点検を行います。

2024.04.26

  • ご案内

支援事例を更新しました

岡山県の企業様で、管理職研修を実施いたしました。

その内容の一部を支援事例としてご紹介いたします。

支援事例はこちらから

2024.04.08

  • ご案内

ゴールデンウィーク休暇のお知らせ

弊社では誠に勝手ながら下記の日程をゴールデンウィーク休暇とさせていただきます。

■ゴールデンウィーク休暇期間■

2024年4月27日(土)~2024年5月6日(月)

休暇期間中にいただきましたお問い合わせやメールについては、2024年5月7日(火)以降に順次回答させていただきます。

ご不便をおかけしますが何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

2024.01.05

  • 経営方針

令和6年 新年のあいさつ

令和6年という新しい年を迎え、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

初春のお祝いから始めたいところですが、新年早々、能登半島で地震が発生し、その翌日には羽田空港で大惨事がありました。

お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、また被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。

さて、本年も当社は中小企業の経営改善に寄与する取り組みを一段と強化し、お客様へきめ細やかな支援を進めてまいります。

特に、「生産性の向上」「人材不足の解消」「省力化」「資金繰りの安定化」に関しましては、多くの企業での重点課題となっております。

当社におきましてもこれらの直面する課題に対して真正面から取り組み、中小企業の経営支援の専門家として皆様を強力に後押ししてまいります。

また、当社はここ数年で積極的な事業規模の拡大を図っており、中小企業診断士事務所として多くの実績を残してきました。

本年も優秀な人材の確保と育成を積極的かつ継続的に行い、支援内容の量と質の両面で一層信頼される事務所へと発展させていきたいと考えております。

本年が、皆様にとって実りある年となるよう心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

株式会社フラッグシップ経営
代表取締役 長尾 康行

2023.08.30

  • MVV

なぜ、大きなビジョンを掲げるのか

フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。
弊社は日本一の中小企業診断士事務所を目指して日々奮闘しています。
日本一の定義ですが、売上や従業員規模だけではありません。
お客様や従業員の満足度、またその家族からの満足度、働き甲斐、給与など指標はいくつもあります。
「日本一の中小企業診断士事務所になる」これが我々のビジョンです。
会社の舵取りをする私にとってはとてもとても遠く、イメージが十分にわいてこないのが正直な気持ちです。

しかし、このビジョンを達成するに日々多大な労力を提供し、多くの犠牲も払っています。時々、私もつらくなり、目標をあきらめようと思うこともあります。

なぜ、このような辛い思いをして、途方もないビジョンを掲げるのか・・・
何も考えず惰性で経営をしていても十分な利益もあるのだから頑張らなくても良いのでは・・・

経営者といえども私も一人の弱い人間ですので、そう思うこともあります。
でも、結局、ビジョンの達成に向けた取り組みをやめようとはしません。
大きなビジョンを掲げ、苦痛を伴ってもそこに向かう理由は自分でもよく分かりませんし、人に説明するのは難しいです。

しかし、言えることは自分が持っている能力をすべて発揮し、挑戦を続けていると人が集まってきます。そして、その人が喜んでくれます。
おそらくですが、私自身はそのことが誇らしく思えるからビジョンを達成しようとしているのだと思います。

一方で、中小企業の支援を日々行っていると、ビジョンを設定し、真剣に頑張っている企業はほとんどないように思います。
「惰性」「放漫」「無知」・・・厳しいようですが日本の中小企業の多くはこの3つ単語に集約された経営を行っています。
でも、想像してほしいのです。

もし、売上や利益が倍になって従業員やその家族が喜んでいたら。
もし、取引先が自社を高く評価してくれ、仕事が毎日大量に受注できたら。
もし、朝から晩まで懸命に働き、日々会社の成長を実感できたら。

そんなこと、あり得ないと思う経営者が多いですが、それでも想像します。

もし、達成できたら。
もし、達成できたらどんな気持ちになるだろう。

なぜ、大きな目標を掲げるのかは人によって異なりますが、私は自分の周りの人が幸せになれば、自分も幸せなので、会社という器を使ってそれを実現しようとしているのかなと考える時があります。

もし、日本一の中小企業診断士事務所をつくることができれば・・・

そうなれば、私が死んだ後も家族や従業員が誇りに思ってくれるでしょうから、そのためなら喜んで苦労もしますし、犠牲も払います。

経営者なら大きなビジョンや目標を掲げ、周りを引っ張れる存在でありたいですね。