2024.06.25

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  • 会議の活性化

第2回 ビジョン会議の開催

皆さん、こんんちは。フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。

 

6/15(土)に弊社コンサルタントの全員でビジョン会議を行いました。

 

ビジョン会議は不定期開催で、新しいメンバーが増えた時、今後の方向性を再確認したい時、チーム内で会話が少ないなと感じた時に開催しております。

 

ビジョン会議では社長の私がファシリテーションを担当し、全員が話をするように工夫しています。

 

ビジョン会議は皆が主体的となって意見し、進むべき方向性を確認しなければ意味はありません。

 

会議で決まったビジョンや中期経営計画を達成するには

 

1.事業ポートフォリオ

2.個人の能力アップを基礎とした生産性の向上

 

の2点は欠かせない要素だと個人的に思っています。

 

ビジョン会議でもその2点については重点議題です。

 

1.事業ポートフォリオ

事業ポートフォリオとは「顧客を分散すること」「事業を分散すること」「役割を分散すること」「仕入れ先や外注先を分散すること」です。

 

私どものような経営コンサルティング業は仕入れ先や外注先がありませんので、それは考えなくても良いですが「顧客を分散すること」「事業を分散すること」「役割を分散すること」については、弊社も考える必要があります。

 

顧客、事業、役割を分散させるには「新規事業や新商品・新サービス」を開発することで解決するでしょう。

 

新しいお客様に新しい価値を提供するためには、社内リソースをフル活用しなければなりませんので、必然的に社員にも新しい役割が付与されます。

 

1社に依存する、1つの商品・サービスに依存する、特定の人間に業務が集中するということを回避することが事業ポートフォリオであり、ビジョンの達成に不可欠な要素です。

 

2.個人の能力アップを基礎とした生産性の向上

ポートフォリオをうまく組めたとしても、個人の能力アップを促進し、能力が高い人材で構成された組織が高い生産性を発揮していくことがビジョンの達成には重要です。

 

個人の能力を上げるためには、会社としての取り組みも必要ですが、その人が元来もっているマインドが最も影響されます。

 

ですから、採用面接では勉強好き、成長したいと素直に思える人材を見極めなければなりません。

 

また、生産性の向上という言葉は耳障りが良いので、すっと聞き流してしまいますが、生産性とはインプットに対してのアウトプットの割合です。

 

より少ない労力、より少ない人数で高いアウトプット(売上や利益など)を高めるという意味ですし、結局のところ算数(投入量に対しての成果物)とも言えますので、ドライな指標です。

 

 

「事業ポートフォリオ」と「個人の能力アップを基礎とした生産性の向上」をテーマにビジョン会議を開催し、ディスカッションや脳を刺激する質問、将来を楽しくイメージするための会話などが盛り込むと、この1日でも組織は活性化します。

 

日々の業務報告の会議も良いですが、不定期でも構わないので、将来を語り合うビジョン会議を開催してみましょう。

2024.06.03

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支援事例を更新しました

大阪府の企業様で、人事評価制度の策定をご支援いたしました。

今回はその事例に基づいて、人事評価制度策定支援のフローを支援事例としてご紹介しております。

支援事例はこちらから

2024.05.27

  • 経営理念
  • 中期経営計画

企業を発展させるために

フラッグシップ経営代表、中小企業診断士の長尾です。

 

先日、弊社の競合にあたる会社(といっても当社よりはるかに規模は大きいのですが)が破綻したというニュースが流れてきました。

 

その会社は地元の金融機関や保険会社と連携し、事業を急激に拡大していましたので私も非常に驚きました。

 

破綻の要因は様々あるかと思いますし、内部事情は外からは分かりかねますので外部の人間がどうこう言うことは控えますが、ショックが半分、自社も引き締めなければという気持ちが半分です。

 

それにしても、事業を拡大していくのは本当に難しいとこのニュースからもつくづく感じました。

 

単に規模を拡大するだけでなく、「規模の拡大」「中身(人やサービス)の成長」「事業基盤の安定」と3つの要素をバランスよく追及していかなければ、長期間生き残ることはできないのですから、経営はまさに生き物です。

 

特に「人材」は最も重要な経営資源ですので、「人の成長なくして会社の成長なし」というのは私も身に染みています。

 

幹部の育成や人材育成を行う手段として研修や面談、人事考課の導入などテクニックとして取り組むべきことは無数にありますが、私は経営陣と膝を突き合わせ、経営方針や中期計画の策定に関与させることからはじめることが非常に効果的だと考えています。

 

会社の歴史、経営者の想い、今後向かうべき方向性などを真剣に語り合うことで愛社精神や貢献意欲が引き出されると思うのです。

 

中小零細企業は、2,3人の幹部が機能してくれれば簡単に飛躍することが可能ですので、その幹部を定照という意味でも経営方針書や中期計画を真剣に策定していただきたく思います。

 

私どももさらなる事業規模の拡大を目指すには「お客様に喜んでいただく」という商売の原理原則を忘れず、経営方針書を通じた人材育成に注力していきます。

 

突然の同業の経営破綻のニュースを機に、私もこれまで以上に一層気を引き締めて「規模の拡大」「中身の成長」「事業基盤の安定」のバランスが取れているか総点検を行います。

2024.04.26

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支援事例を更新しました

岡山県の企業様で、管理職研修を実施いたしました。

その内容の一部を支援事例としてご紹介いたします。

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2024.04.08

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ゴールデンウィーク休暇のお知らせ

弊社では誠に勝手ながら下記の日程をゴールデンウィーク休暇とさせていただきます。

■ゴールデンウィーク休暇期間■

2024年4月27日(土)~2024年5月6日(月)

休暇期間中にいただきましたお問い合わせやメールについては、2024年5月7日(火)以降に順次回答させていただきます。

ご不便をおかけしますが何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。